先週末は福岡市美術館での「更紗の時代」展のワークショップのため再度福岡を訪れました。展覧会は10/11から始まっていて、会場いっぱいに時代時代を彩った更紗が展示され、インドから始まった更紗がヨーロッパ貴族や日本のお殿様などにいかに愛され、茶席などにも愛用されていたことを改めて認識しました。そして最後のコーナーでは現代に生きる更紗の遺伝子ということで、われらがカンガとワックスプリントが展示されています。
当方所蔵の古いカンガや西澤製作のカンガ、ワックスプリントのサンプル、そしてオランダのフリスコ社の布も並び、それはもう鮮やかです。アフリカの布も、しっかりと更紗の遺伝子を引き継ぎ、現代を生きていることが自然の流れでよくわかりました。

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今回二回目となるワークショップもみなさんとても独自の発想で布使いを楽しんでおられました。開始前に私に声をかけてきて女性がいらしたのですが、その方は、何と1997年に三鷹台で行ったカンガ展にいらしていただいていたそうで、その時に購入されたカンガと本を持ってきてくださっていました。そのあと、すぐに福岡に引っ越されたそうですが、ずっとカンガのことを好きでいて下さったそうで、大変感激しました。カンガの結ぶ縁はとても強く、愛にあふれているのだと深く感じ入りました。

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今回の福岡の展覧会では、所蔵のカンガも展示していただいて、本当に感激です。これまで長くカンガのことをやってきて本当によかったなあと、そして、私は幸せものだなあとつくづく思います。

今回、少し時間があったので、福岡市博物館開催中の『九州仏』展もみてきました。

こちらもまたびっくり。私たちが思い描く奈良や京都の仏さまとはまったく違うお顔立ちや姿の仏さまが九州にもたくさんおられることを初めて知りました。九州は関東や近畿とは異なる、また一つの文化圏が成立しているのでしょう、きっと。九州、面白いです。

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