先日、国立新美術館で開催されている「イメージの力」を見てきました。
これは、大阪の国立民族学博物館の所蔵品を『イメージ』を切り口として新たな視点で構成して展示した展覧会。世界の地域ごとに分けて展示されているみんぱくと違い、テーマに沿って世界各地の民族的資料を横断的に展示しています。また、ここでは、みんぱくの『資料』をひとつひとつの『アート』として見せていることも注目すべき点で、とても参考になりました。

アフリカやオーストラリア、インドネシア、南アフリカなど世界各地のおもしろい造形品が並んでいますが、中でもパプアニューギニアのものが大変興味深かったです。
かつて、アフリカにはまる前は、ニュージーランドのマオリとパプアニューギニアに強い関心を寄せていたこともあって、この展覧会を契機にまた興味がわいてきてしまいました。
いつかはパプアニューギニアの国中の民族文化が一堂に会する『シンシン』を見に行きたいものです。

この展覧会は6/9までです。タンザニアの大きなマコンデも展示されていますので、ぜひご覧になってくださいませ。

それにしても、この展覧会を企画したキュレーターの方、ものすごく楽しかっただろうなぁ・・・。