昨日は、福岡市美術館で開催された「更紗の時代」展のプレワークショップに行ってきました。今回の催しは、福岡市美術館の企画による「アフリカの布、カンガを体験しよう」というもの。

参加者は、その場で気に入ったマイカンガを一枚まずゲット。最初は気づかなかったですが、しげしげとカンガをながめていくうちに、カンガセイイングの訳のタグを発見。それを一生懸命読む姿もまた印象的でした。そして何の情報もないまま、自分なりの巻き方を考案。
みなさん、さっくりとそれぞれ巻き方を考え出して、カンガへのなじみの早さにはちょっとびっくりしました。
その後、織本によるカンガのお話を聞いた後、4~5人のグループごとに思い思いのカンガのファッションを製作。
巻く、結ぶ、折る、はしょる、たたむ、重ねる、縛る・・とおよそ一枚の布に施すことのできるさまざまな技を駆使して、独創性あふれるファッションを披露してくれました。
グループなので、使う枚数は4~6枚くらい。和風な感じにまとめるグループもあれば、パンツスタイルを考え出すグループ・・
参加者の方々のクリエイティブなアイディアには鳥肌が立つほど感動しました。そして、カンガの可能性もまだまだ大きいものなのだと、実感しました。
福岡市美術館のスタッフの方々、参加者の方々、どうもありがとうございました。

10/11から始まる「更紗の時代」展には、私所蔵のカンガも出品される予定でどんな風に展示されるか、今から楽しみです。

エプロン姿でお出迎えの福岡市美術館スタッフ
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チームごとに考え出したカンガモード
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