2月3日から3月10日まで横浜市歴史博物館で

企画展「ヨコハマの輸出工芸展」が開催されています。

なんとその中に横浜で製作・輸出されていたスカーフの一環としてカンガも展示されています。

横浜では昭和3年ころから海外へのスカーフの輸出が始まり、1950年代1960年代には最盛期を迎えたそうです。

その輸出スカーフの一環として東アフリカにもカンガの形のスカーフが輸出されていました。

同展覧会ではほんの数点の展示ですが、

これもカンガと日本との新たな歴史の1ページが開かれたようで感慨深いです。

同時期に関西方面で作られていたものと比べると、おしゃれ度が高い印象です。

 

さらに、この展覧会では、横浜眞葛焼、横浜柴山漆器、横浜彫刻家具といった輸出工芸品も展示されています。

まぁそれらの作品が圧巻。まさに驚異の超絶技巧ともいうべきものばかりです。

展示数は少ないですが、どれもこれぞ、という作品ばかり。

思わずヨコハマ恐るべし、と声が出てしまいました。笑

 

 

おまけ

 

これは横浜市営地下鉄のセンター北駅のコンコースに飾られている

アンゴラから寄贈された絵画。平成20年に開催された「第4回アフリカ開発会議」に際し

一駅一国運動の一環として交流が生まれたそうです。